旭化成で実業団選手として活躍し、1979年に子ども達に水泳の楽しさを教えたい、水難事故をなくそうと、水泳好きな仲間達と東海スイミングクラブを設立。それ以来ボランティアでの指導を行ってきた。その中で、4歳で入会した松田丈志選手を28年間指導し、2004年アテネ大会から北京、ロンドン、リオデジャネイロまで4大会連続でオリンピックに出場し、北京大会からの3大会連続、4個のメダル獲得に導いた。
「科学での指導も必要だが、心での指導と選手の感覚を大事にした指導を続けたい」がコーチングの哲学です。選手の強化だけでなく、あいさつ、返事、礼儀、感謝の気持ちを大切に、息の長い選手に育ってほしいと45年間指導者として貫いてきたことを話させていただきます。